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吉岡俊哉さんの木工クラフト

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かわいくてデザイン性の高い、木の小物

かわいくてデザイン性の高い木の小物

ペーパーウェイトやアクセサリーなど、木製の小物を生み出している木工クラフト作家、吉岡俊哉さん。その作品の魅力は、かわいらしさと高いデザイン性を両立させているところにあります。


芦別出身の吉岡さんは、芦別で看板屋に勤めていた時、糸鋸を使ったものづくりにたのしさを感じ、木工製品の会社に入社しました。そこで木工クラフトの製作技術を覚え、平成4年に独立し工房を構え創作活動をしています。

吉岡さんの作品の特徴は、なんといってもかわいらしさ。しかしそれが必ずしもファンシーな方向性ではなく、良く見ると面の取り方や角度などに非常に高いデザイン性があるのがわかります。組み木細工のような精巧さも魅力で、木の肌触りと相まって、つい、手の上でずっと転がしていたくなってしまいます。


「木は、色が好きなんですよね」と語る吉岡さん。現在は印鑑箱や時計などの定番アイテムのほか、最近は、家具、クラフト等の木製品メーカーからの依頼も多く、いろいろな注文品を作っています。小物のモチーフは鳥が多いですが、その理由は「鳥が好きなんですよ」と、にわとりのペーパーウェイトを手に取りながら微笑みます。職人らしい人柄が、作品に表れているともいえそうです。


(左)フクロウの目の表情が楽しい印鑑箱。(右)アクセサリー「花」。

(左)フクロウの目の表情が楽しい印鑑箱。着色はせず、目も組み木で表現しています。左はナラ、右はウォルナットの質感がそのまま生きています。(右)アクセサリー「花」。入れ子状に木をくり抜いています。バッグチャームなど自由な使い方が楽しめる、女性に人気のアイテムです。



作品の材料となる木材は、家具産地の旭川や東川など、最近は芦別の木材会社から買うことも多いそう。「やっぱり、芦別は林業のまちだったから。できれば芦別の木を使いたいんですよね」と語ります。現在は「旭川工芸デザイン協会」のメンバーとして日本各地、海外でも展示会を開催して活躍中。活動拠点として旭川を選んでもよかったのでは?と問うと、「うーん、まあ、芦別には身内もいるしね」と照れ笑い。その中に、しっかりと「芦別愛」を感じました。芦別から生まれる、かわいくて気の利いた吉岡さんの小物たち。購入は下記連絡先にお問合せください。


木工クラフト作家 吉岡俊哉さん

木工クラフト作家 吉岡俊哉さん。




データ

吉岡俊哉

芦別市旭町129番地
問合せ/0124-23-0420

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