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黄金水松

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1,700年を超える間、芦別を見守る巨大な御神木

黄金水松 

芦別市黄金町の小高い丘の上にある「黄金水松公園」。ここの主役は、推定樹齢1,700年、樹高21m、幹周6.2mものイチイの巨樹「黄金水松(こがねみずまつ)」です。「水松」はイチイの別称で、イチイとしては全国8位の太さを誇っています。その巨大さゆえ、古くから上川地方のアイヌたちが通行する際の目印にしたり、猟の無事や無病息災を祈る、御神木として親しまれた存在でした。

アイヌの伝承にこんな話があります。この木に住み着いていた無数の黒い蛇が悪さをし、人々が困っていたところ、上川アイヌの首長が毒矢で一喝して退治。黒蛇は消え、代わりに白蛇が現れて苦難が去った――この不思議な「白蛇伝説」さえ、実際にこの巨樹を前にすれば、信じたくなるような感覚を覚えることでしょう。


かつてこの一帯は上班渓(かみぱんけ)御料林と呼ばれ、昭和7(1932)年、宮内省帝室林野局によって黄金水松は保存木に指定されました。戦後には御料林が開拓の対象となりますが、芦別では黄金水松の保存活動が巻き起こり、この土地は市に払い下げられます。今では黄金水松はもちろん、黄金水松を取り囲むシラカバなどの森に野鳥が集まる、魅力的な公園となっています。

黄金水松は昭和37(1962)年に芦別市指定文化財、平成2(1990)年には新日本名木100選に選定。平成14(2002)年には道内の単木としては初の北海道指定文化財(天然記念物)に指定されました。




データ

黄金水松

芦別市黄金町764番地
問合せ/0124-22-2111(芦別市都市建設課土木係)

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