新宝来軒｜芦別市観光総合ガイド「星の降る里あしべつ」

グルメ

新宝来軒

上芦別の人気店！伝統と革新のユニークなメニューに注目

【ボリュームがありトロトロのガタタンスープ】

ガタタンラーメンを考案し、芦別名物の定番メニューとしての地位を築き上げた「宝来軒」。その宝来軒は平成27（2015）年に惜しまれつつ閉店します。しかしその翌年、現在の店主・高橋元一さんにより「新宝来軒」として復活し、新旧のファンから大いに歓迎されました。その経緯を高橋さんはこう語ります。

「妹が前の宝来軒で働いていたんです。私は元々料理人なんですが、その縁で店を継がないかとお声がかかりました。」

そんな新宝来軒の「ガタタンスープ」は、数種類の粉をブレンドした団子が入っており、細かく切った具材、とろみのついたスープともに実にオーソドックス。「炭鉱マンが食べた頃は、もっと塩味が濃かったらしいです」という味は、今風に塩分控えめながら、そのままでも良し、ご飯と合わせても良しの、とてもおいしいバランスに仕上がっています。

【ガタタンアレンジメニューのブラックダイヤモンド】

アレンジメニューでは通常の「ガタタンラーメン」も人気ですが、ここでは復活後に登場した、もう一つのガタタンラーメンに注目！それが写真の「BLACK DIAMOND」。ガタタンを醤油味にアレンジしたものですが、それだけではなくなんとお団子が「黒玉化」した強烈なインパクトがある一品です。大きなキクラゲにも見える具が、黒いお団子です。

高橋さんによると「芦別といえば炭鉱ですからね。『黒いダイヤ』と呼ばれた石炭をイメージして作りました。団子は数種類の粉に色粉を混ぜて、石炭に見立てたんです」と、芦別ならではの発想から生まれたメニューです。

見た目のインパクトに反して（？）、味の基本は豚骨を9時間煮込む正統派の醤油ラーメンで、食べやすさも特徴です。新宝来軒のガタタンラーメンは麺によく絡むよう、とろみが強めに作られていますが、それはBLACK DIAMONDも同様。エビやホタテのほかにたっぷりの野菜が入っており、脂が控えめなところはガタタンらしい味。このボリュームがありながら、女性でも完食する人が多いそうです。

見た目にもインパクトのある「メガザンギ丼」や、大食いに自信のある方にチャレンジしてほしい「芦別岳」（過去、完食は1人のみ！）など、多彩なメニューを眺めているだけでも楽しい気分になるお店です。また、新型コロナウィルスに勝ってほしい気持ちで作った「全力スタミナラーメン」は、どんぶりからあふれるほどに気合が入ったラーメンです。メニュー開発に積極的に取り組んでおります。

～ガタタン捲いちゃいました～
新宝来軒のガタタンをそのまま春捲きにしました

ガタタン春捲き
外はカリッと食感！中はトロっと食感！

春捲きの中には芦別産の山菜のほかにエビ、イカ、ホタテ、豚肉、ちくわ、なると、こんにゃく、揚げても硬くならない特製団子！が入っています。
お召し上がりの際にはやけどに注意です。

１本からご注文でき、お持ち帰りもOK。
なんと２本、３本・・・と本数が増えるごとにお買い得になります。
ぜひこの機会にご賞味ください。

【芦別で長く愛されてきた伝説のソフトクリームが復活！】

伝説のソフトクリーム
（撮影をした日は気温が３０℃以上あるためソフトクリームを巻いているときに溶けていく状態でした）
以前、上芦別の尾州で食べることのできたソフトクリーム。
製造方法を尾州の大将から学びこの度、三代目ソフトクリームとして復活しました！！
ぜひ、芦別で長く愛されてきたソフトクリームを楽しみにお立ち寄りください。

新宝来軒