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ソラチのたれ

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安心安全なおいしいたれを、芦別から全道へ

ソラチの豚丼のたれ


芦別市を代表する企業のひとつが、各種たれや調味料を製造販売する「株式会社ソラチ」です。ソラチの豚丼のたれといえば道民にはおなじみのブランドで、あの甘辛い味を思い出すだけでたまらない!という人も多いのではないでしょうか。

ソラチの「十勝豚丼のたれ」は、豚丼のたれでは定番中の定番。「北海道のたれ屋」を掲げるソラチのトップブランドで、全国的にも人気の大ヒット商品です。ただこの商品の印象が強いので、なんとなくソラチは十勝の会社と思っている人も多いかもしれませんが、もちろんソラチは芦別市の会社です。芦別本社工場長の山田佳正さんに、会社や商品のお話を聞きました。

「ラムネの会社からスタートし、創業から68年(2019年現在)。ジンギスカンのたれは販売開始から60年以上。現在の従業員数は全社で200人以上で、芦別の本社工場には45人くらいが働いていますが、ほぼ全員が芦別の方です」。

ソラチはまさに地元芦別に根ざした企業です。

 

「十勝豚丼のたれ」は1970年代に営業の方が十勝の豚丼を食べて、「この味を家庭で簡単に食べられないだろうか?」と考え、老舗を食べ歩いて試行錯誤の末に作られた商品です。でもこれは、豚丼がブレイクするよりも遥か昔の話。当時の営業さんの先見の明に感服してしまいます。そこで山田さんに、ソラチの商品開発のことを聞きました。

「当たり前のことなのであえて言うまでもないと思い、あまり宣伝していませんが、原材料は北海道産食材が基本です。それに豚丼のたれは、水を一滴も使ってないんですよ。商品開発のときに原価をまるで考えないんですよね(笑)。価格競争では大手に勝てないし、少々高くても安全でおいしいものなら、必ず選んでくれる人はいると信じてやってますから」。

この実直な姿勢は、本物志向が高まる時代の流れの中で、確実に支持されています。



札幌スープカレーの素 

こちらは現在、新たな北海道土産として人気の「札幌スープカレーの素」。5種類のダシと16種類のスパイスをブレンドし、おいしい辛さとコクに仕上げています。山田さんは「1袋あたり100円ちょっと。ご飯と具を足しても500円くらいで本格的なスープカレーが食べられるのなら、北海道の『ちょいみやげ』として十分ではないかと思い、発売しました」。最近のお土産業界の重要なキーワードである「ちょいみやげ」需要を念頭に置いたこの商品は、フタをあけると大ヒット。空港では外国人観光客もまとめ買いするほどの人気商品となっています。

「芦別の米はおいしいし、野菜もいろんな種類があるから、これを使って芦別食材のスープカレーを作ってみてほしいですね」。

ソラチにはほかにも、自社で出店している豚丼専門店「いっぴん」の豚丼のたれや、おなじみのジンギスカンのたれ、しゃぶしゃぶのたれなど定番商品がたくさん。道の駅芦別スタープラザでも、札幌スープカレーの素や豚丼、ジンギスカンのたれなどを購入することができます。

 

データ

株式会社 ソラチ

芦別市北7条西4丁目4番地
問合せ/0124-22-2108
ホームページ/株式会社 ソラチ

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